チーム最多16勝目の元Gマイコラス「守備のおかげで何とかピンチを脱した」
マウンド上での心持ちは変わらず「ただ勝利を引き寄せることだけ」
17日(日本時間18日)に敵地ブレーブス戦で今季16勝目(4敗)を飾った元巨人でカージナルスのマイルズ・マイコラス投手。5回2失点ながら97球を要する粘投での白星となったが、試合後「いい守備のおかげで何とかピンチを脱することができた」と仲間に感謝した。地元テレビ局「FOXスポーツ・ミッドウエスト」が伝えている。
ナ・リーグ東地区首位を走るブレーブス相手に粘り強さを見せた。序盤から打線の援護を受けると、3回にフリーマンに2ランを被弾するも、4回と5回を無失点に抑え、リリーフ陣につないだ。
この日は5回を終えて97球と球数がかさんだが、「相手打線はファウルでたくさん粘ってきた」と一筋縄ではいかないブレーブス打線に敬意。それでも「いい守備のおかげで何とかピンチを脱することができた」と野手を称えた。
チームでトップの16勝をマークした右腕だが、開幕当初からマウンドへ向かう時の気持ちは変わらない。「登板する時は、ただ勝利を引き寄せることだけを考えている。できるだけ長いイニング投げたいと思っているんだ」と、考え方は至ってシンプル。テンポいい投球に打線も刺激を受けるのか、マイコラスが登板する試合では打線は平均5.91点の援護を送っている。この日も11点を挙げての逃げ切り勝利。右腕は「幸運なことに、登板する時には打線の援護があるし、守備もいい。全てがかみ合っていて、僕にとって素晴らしいシーズンとなっている」とチーム一丸となっての勝利を強調した。
チームは熾烈なワイルドカード争いで2位タイをキープ。プレーオフ進出への望みをつないだ。
(Full-Count編集部)