データを駆使した野球の見方を楽しむイベント 元選手とアナリストが対論

楽天の現役選手でデータを重視しているのは

 イベントの最後、川井氏は「1軍で出ている選手よりも2軍にいる選手の方が困っている選手が多いです。データを活用することで選手がよみがえる可能性があると思います」と語った。また、現役引退後に在籍した楽天のチーム戦略室時代について「1年しか在籍していませんでしたが……」と前置きしてこう振り返った。

「則本昂大投手は先頭に立ってデータを使っていましたね。僕が則本投手に伝える姿を見て、若手選手たちが見てくれてトラックマンなどデータに興味を示していました。自ら考えて何か技術の上達につなげようとしたのは成果の一つかもしれません」

 10月6、7日のハッカソン当日は選手の詳細なデータといったフィールド側だけでなく、ファンクラブのマーケティングデータなどビジネス側のデータも提供される。果たしてどんなデータ分析結果が発表されるのか。データを使った新しい野球の楽しみ方が生まれるかもしれない。

【イベント概要】

<開催日程>
・ハッカソンDay1 10月6日(土)10:00~19:00
・ハッカソンDay2 10月7日(日)10:00~19:00
※応募締め切りは2018年9月28日(金)18:00

<ゲスト>
・大曽根圭輔氏(株式会社Gunosy) データ分析部マネージャー
・市川博久氏(株式会社DELTA) 協力アナリスト
・鹿内学氏(パーソルキャリア株式会社) モデレーター

<会場>
いずれの日程もTECH PLAY SHIBUYAで開催
住所:東京都渋谷区宇田川町20-17 NMF渋谷公園通りビル8F

<詳細・応募フォーム>
イベント詳細ページ

(「パ・リーグ インサイト」武山智史)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY