ロッテ福浦、史上52人目の2000安打達成 第4打席で右翼線二塁打
ロッテでは榎本喜八、有藤道世に次ぐ3人目の2000本安打
■ロッテ – 西武(22日・ZOZOマリン)
ロッテの福浦和也内野手が22日、本拠地で行われた西武戦でプロ野球史上52人目となる通算2000本安打を達成した。ロッテでは榎本喜八、有藤道世に次ぐ3人目。
偉業を達成すると同級生の西武・松井稼頭央が花束を贈呈、さらにロッテベンチからも祝福の花束が贈られた。代走を送られベンチに引き下がると井口監督らナインが総出で福浦を出迎えた。
前日の同戦で菊池から左前打を放ち1999安打目を放ち王手をかけた福浦。この日も「6番・DH」でスタメン出場を果たすと8回。先頭で迎えた第4打席。西武・小川が投じた7球目のスライダーを弾き返した打球は右翼線への二塁打となり偉業を達成した。
福浦の節目の安打が勝ち越し点を生んだ。無死二塁から鈴木の送りバントを西武・小川が一塁へ悪送球。福浦の代走・細谷は一気にホームに生還し勝ち越しに成功した。
初安打は1997年7月5日、千葉マリンスタジアムで行われたオリックス戦で「7番・一塁」で初出場、初先発出場。4回にフレーザーから中前打を放った。プロ25年目の42歳の大ベテランが地元千葉、プロのスタートを切った本拠地で2000本安打を達成した。