PO進出のヤンキースに痛手 正遊撃手グレゴリアスが手首故障で今季絶望か

ディディ・グレゴリアス【写真:Getty Images】
ディディ・グレゴリアス【写真:Getty Images】

PO進出を決めたヒックスのサヨナラ打で本塁突入の際に痛める

 ヤンキースのディディ・グレゴリアス内野手が右手首を痛め、今季絶望の可能性が出てきたとMLB公式サイトが報じた。ワイルドカードでのプレーオフ進出を決めた名門球団だが、今季27本塁打、86打点でクリーンアップも打つ正遊撃手が離脱すれば、大きな離脱となる。

 ヤンキースは22日(同23日)の本拠地オリオールズ戦に延長11回サヨナラ勝ち。2年連続ワイルドカードでのプレーオフ進出を決めた。サヨナラの場面では、ヒックスがレフト線への二塁打を放ち、グレゴリアスが一塁から一気に本塁へ生還。歓喜のガッツポーズを繰り出していたが、本塁へヘッドスライディングした際に右手首を痛めていたという。

 MLB公式サイトは「ディディ・グレゴリアスは手首の故障で2018年の残りシーズンを欠場する可能性が出てきた。ブーン監督は日曜日の試合後に発表した」と報じた。グレゴリアスは3-6で敗れた23日(同24日)のオリオールズ戦は欠場した。記事ではさらに「グレゴリアスは土曜日の試合で本塁に滑り込んだ際に手首を痛めていた。グレゴリアスはMRIと、コルチゾン注射を受けた」とも伝えている。

 高い身体能力を誇り、守備の名手でもあるグレゴリアスは今季、開幕直後に打撃で大活躍。その後失速し、故障離脱もあったものの、クリーンアップを任されて打率.268、27本塁打、86打点の成績を残している。もしグレゴリアスを欠いてプレーオフに臨むことになれば、ヤンキースにとっては攻守両面で大きな痛手となる。

【動画】プレーオフ進出を決めた激走生還も…グレゴリアス負傷の原因となった前日のサヨナラ勝ちの一部始終

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