イチローが枕対決で俊敏さ披露 敵マスコットへの鋭い一撃に同僚カノも大喜び
レンジャーズ戦の試合前の“余興”が話題に
マリナーズのイチロー会長付き特別補佐が23日(日本時間24日)の敵地レンジャーズ戦で、相手チームのマスコットとよもやの“枕対決”を展開し、話題を呼んでいる。
試合前のマリナーズのダグアウトに登場したのは、馬をモチーフにしたレンジャーズのマスコット「レンジャーズ・キャプテン」だった。真っ白な枕を片手に持ち、敵ベンチに向かって腰を振るなど挑発。すると、ごった返すダグアウトから颯爽と現れた人物が1人。なんと、よもやのイチローだった。
白い枕を右手に持ったサングラス姿の背番号51は、最初はレンジャーズ・キャプテンと目を合わせずにいたが、次の瞬間、するどい身のこなしでお尻に一撃。反撃に出た相手のフルスイングを反転しながらかわすなど、切れ味抜群の「ピローファイト」にロビンソン・カノ内野手らチームメートも大喜びだった。
引退後には殿堂入り確実なレジェンドが見せた、まるで修学旅行の夜のような枕対決に、米メディアも大注目。米スポーツ専門局「ESPN」公式サイトでは「イチローがレンジャーズのマスコットと枕でバトル」と動画を公開。MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」も「レンジャーズのマスコットがマリナーズダグアウトを挑発後、イチローがピローファイトに参戦」と報じた。
5月から公式戦に出場しない契約に移行したイチローだが、チームに同行。練習を続けながら、選手と同じ目線に立ってアドバイスを送ったり、ムードメーカーとして雰囲気を盛り上げている。