大谷翔平、右肘手術に関する状況に進展なし ソーシア監督「何も聞いていない」

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

今季残り6戦連続出場へ、指揮官「そう希望している」

 エンゼルスのマイク・ソーシア監督は24日(日本時間25日)、本拠地レンジャーズ戦の試合前に囲み取材に応じ、大谷翔平投手が勧められている右肘手術に関して「何も聞いていない」と状況に進展はないことを明かした。

 大谷は9月2日(同3日)の敵地アストロズ戦で先発マウンドに上がった後、同5日(同6日)に右肘靱帯に新たな損傷が見つかり、靱帯再建手術(トミー・ジョン手術)を勧められた。今季残りは野手として出場を続けながら、手術に関する情報を収集しているところだが、手術を受けるか否かの最終決断は下されていない。

 手術に関する何か新しい情報を聞いてないか質問された指揮官は「何も聞いていない」と話した上で、「3番・DH」で先発出場するこの日を含め、今季残り6戦全てに大谷が出場する可能性に触れ「そう希望している」と話した。

 また、現地メディアで話題になっている大谷の“美声”に話が及ぶと、同じチームバスに乗っていなかったことを明かし、拡散されている映像も「見ていない」と話した。

 チームは現在5連敗中。地区最下位のレンジャーズに勝利して、連敗をストップさせたい。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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