ロッテ大隣が今季限りでの引退発表「色々な方々に支えられてここまで…」
14年に黄色靭帯骨化症手術も復活、今季ロッテにテスト入団
ロッテは25日、大隣憲司投手が今シーズン限りで現役を引退すると発表した。
近畿大から2006年ドラフト希望入団枠でソフトバンク入りした左腕は、主に先発として活躍。2013年には第3回WBCに侍ジャパンの一員として参加した。だが、同年に難病の黄色靭帯骨化症と診断され、手術を受けた。翌2014年に1軍復帰。ソフトバンクでは1軍で通算11年で139試合に投げ、52勝48敗、防御率3.29の成績だった。
近年は成績が振るわず、昨年11月5日に戦力外通告を受けたが、現役続行を希望。同年11月15日に12球団合同トライアウトに参加した。今年2月にロッテ石垣キャンプへ入団テストも兼ねて参加し、正式契約を勝ち取った。2軍では24試合に登板し、3勝0敗2セーブ、防御率4.35の成績だった。
大隣は球団を通じて「12年間のプロ野球生活、温かいご声援ありがとうございました。順風満帆なプロ野球人生ではありませんでしたが、色々な方々に支えられてここまでやってくることができました。心より感謝しております。本当にありがとうございました」と感謝のコメントを発表した。
(Full-Count編集部)