残り2戦も期待!? 大谷翔平、レンジャーズは5発&打率.327&11打点の“カモ”
西地区の他球団には苦戦も…レンジャーズとの残り2試合で“固め打ち”なるか
エンゼルスの大谷翔平投手は24日(日本時間25日)、本拠地レンジャーズ戦で先制の21号ソロを放った。5打数1安打1打点で打率は.280に落ちたものの、5-4での勝利に貢献。同じア・リーグ西地区のレンジャーズ相手には今季、対戦チームで最多の5本塁打、11打点と“カモ”しており、残り2試合での固め打ちにも期待がかかる。
大谷は0-0で迎えた初回2死走者なしの第1打席で、レンジャーズ先発右腕サンプソンの初球のシンカーをフルスイング。右翼手が一歩も動かず見送った21号先制ソロは、メジャー自己最速の打球速度112.9マイル(約182キロ)を記録する130メートルの豪快弾となった。
レンジャーズ戦は5本目の本塁打。15試合出場で打率.327、11打点、OPS(出塁率+長打率)1.103とした。もっとも、中地区のインディアンス戦は5試合出場で打率.500、4本塁打、9打点、OPS1.613としており、この圧倒的な数字には及ばない。
なお、昨季球団史上初の世界一に輝き、今季も地区制覇へのマジック2としているアストロズには13試合出場で打率.214、1本塁打、2打点、OPS.640、プレーオフ進出を決めたアスレチックスには7試合出場で打率.240、1本塁打、4打点、OPS.705、マリナーズには13試合出場で打率.233、1本塁打、3打点、OPS.678。レンジャーズ以外の西地区の球団には苦戦しており、来季以降の課題となりそうだ。
レンジャーズとはこれが最後の3連戦で、25、26日(同26、27日)と2試合を残す。新人王に輝けるかも話題となっているが、得意の相手から本塁打を“量産“しておきたいところだ。
(Full-Count編集部)