広島、圧勝で球団史上初リーグ3連覇! 27年ぶり本拠地V、緒方監督9回宙に舞う
先発の九里が8回無失点で8勝目、打線は17安打10得点
■広島 10-0 ヤクルト(26日・マツダスタジアム)
広島は26日、本拠地でのヤクルト戦を10-0で勝利し球団史上初のリーグ3連覇を達成した。本拠地での胴上げは27年ぶりとなった。先発の九里が8回2安打無失点の快投で8勝目、打線は17安打10得点と爆発した。
広島は初回に丸の先制タイムリーなど打者9人の猛攻で一挙5点を先制。先発の九里は3回までパーフェクト投球を見せると、4回無死満塁のピンチを無失点で切りぬけ流れに乗った。
打線は5点リードの5回。先頭の鈴木が遊撃へのゴロを放つと一塁へ気迫溢れるヘッドスライディングで出塁(遊撃内野安打)。すると、1死一塁から野間が右翼線へタイムリー三塁打を放ち6点目を奪った。
さらに6点リードの6回は先頭の田中が中前打で出塁。菊池の犠打が相手エラーを誘い無死一、三塁。続く丸の一ゴロの間に1点を奪うと、1死一、二塁から松山のタイムリー二塁打でこの回2点を追加した。
7回は1死三塁から田中が中前適時打を放つと、続く菊池の右前打で1死一、二塁とすると丸が右前タイムリーを放ちこの試合10点目を挙げた。さらに2死一、二塁の場面で今季限りで引退を表明している新井が代打で登場し球場のボルテージは最高潮となったが遊ゴロに倒れた。
10点リードの9回は守護神・中崎がマウンドに上がり無失点で締めくくり胴上げ投手となった。先発の九里は8回2安打無失点の快投で8勝目をマークした。リーグ3連覇を果たした緒方監督はナインに抱えられ9回、宙に舞った。
(Full-Count編集部)