田中将大、5回途中4失点で敵地初黒星の6敗目 今季は12勝6敗、防御率3.75
今シーズンロードで初の黒星を喫した田中
ヤンキースの田中将大投手は26日(日本時間27日)、敵地レイズ戦に先発。4回0/3、6安打4失点で今季6敗目を喫した。チームは7-8で敗れ連勝がストップ。今シーズンはロードで負けなしの右腕だったが最終登板でまさかの“今季初黒星”となった。防御率は3.75。
初回にウォーカーの11号3ランで先制し援護を受け田中は初回のマウンドへ。だが、無死一、二塁のピンチを招くとウェンデルに中前タイムリーを浴び、1死一、二塁からクロンの投ゴロを二塁へ悪送球し2点目を献上。さらに1死満塁からアダムスにタイムリー内野安打を浴び同点に追いつかれた。
2回は3者凡退に抑えたが、3回に先頭のパームにバックスクリーンへソロを浴び勝ち越しを許した。4回は無失点に抑えたが、5回の先頭ロウに右前打を浴びたところで降板となった。
チームは5点を追う9回にジャッジのタイムリー、ボイトの2点適時打などで1点差に詰め寄ったがあと1本が出なかった。
田中は前回登板のレッドソックス戦でも4回5失点で降板。これで2試合連続で5回を持たずに降板となった。一発勝負の10月3日(同4日)のワイルドカードシリーズに先発する可能性もあるが、今季最終登板は後味の悪さが残る結果となった。