田中将大、2戦連続5回もたず降板もブーン監督信頼 「彼の評価は変わらない」
2試合連続で5回を持たず降板となった田中
ヤンキースの田中将大投手は26日(日本時間27日)、敵地レイズ戦に先発し4回0/3、6安打4失点で今季6敗目を喫した。チームは7-8で敗れ連勝がストップ。2試合連続で5回持たず降板となった田中にアーロン・ブーン監督は「彼の評価は変わらない」と語った。
3点の援護をもらった田中は初回無死一、二塁のピンチを招くとウェンデルに中前タイムリーを浴び、1死一、二塁からクロンの投ゴロを二塁へ悪送球し2点目を献上。さらに1死満塁からアダムスにタイムリー内野安打を浴び同点に追いつかれた。3回に先頭のパームにバックスクリーンへソロを浴び勝ち越しを許すと、5回の先頭ロウに右前打を浴びたところで降板となった。
田中は前回登板のレッドソックス戦でも4回5失点で降板。これで2試合連続で5回を持たずに降板となったがブーン監督は「初回はシャープではなかった。四球で走者を出したのは彼らしくなかった。(悪送球は)少しアグレッシブすぎたかもしれない。スプリットの切れが悪く、苦しんだ。前回のボストン戦はボール自体は良かったし、配球面で苦しんだだけ。彼の評価は変わらない」と信頼を口にした。
ヤンキースは10月3日(同4日)のワイルドカードシリーズでアスレチックと戦う。指揮官の揺るぎない信頼があれば大事な一戦で先発する可能性も残っている。
(Full-Count編集部)