西武の「胴上げ投手」は誰になるか 過去最多は「魔球使い」の現2軍監督

2000年以降の「胴上げ投手」は石井貴のみ

〇2000年代以降

2002年 ダイエーの引き分けで優勝決定
2004年 石井貴
2008年 オリックスが敗れて優勝決定

 2000年代は胴上げ投手が1人のみ。2004年はレギュラーシーズンでは2位だったが、当時はプレーオフを制したチームを優勝としており、第2ステージで福岡ダイエーを破り、2年ぶりに優勝。決定試合の先発は現中日の松坂大輔だった。同点で迎えた延長10回表、犬伏稔昌が決勝の犠飛。その裏を石井貴氏が締めた。02年、08年は他球団の結果により優勝が決定している。

 2000年代以降の胴上げ投手を見ると分かるように、2008年に「埼玉西武ライオンズ」となってから初めての胴上げ投手が、今季誕生する可能性がある。先発が完投するのか、救援陣なら守護神・ヒースが筆頭となるだろうか。多くの功労者たちが経験した大役を果たすのは誰になるか、今から大きな注目が集まる。

(「パ・リーグ インサイト」吉田貴)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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