ジャンプ交錯もがっちり捕球 名中堅手の美技にファン「ビリーは落とさない」
レッズの中堅ハミルトンが身体能力発揮
守備の名手として知られるレッズのビリー・ハミルトン外野手が28日(日本時間29日)、本拠地パイレーツ戦で驚愕キャッチを披露した。
レッズが1点を追う4回裏、2死走者なしの場面で打席に立ったパイレーツのクレイマーは、右中間に大きな飛球を運んだ。フェンスに向かってグングン伸びる打球を、中堅を守るハミルトンと右翼を守るアービンが追走。フェンスを越えるかというところで、両者が同時にジャンピング捕球を試みた。
アービンと空中で交錯したハミルトンは、着地するなりグラウンドに倒れ込んだが、そのグラブにはしっかりとボールが収められていた。アービンの助けを借りて立ち上がると、何事もなかったように笑顔を見せた外野手に、地元テレビ局「FOXスポーツ・オハイオ」の実況席は興奮を隠せず。「ビリー・ハミルトンのなんという捕球でしょう!」「何度素晴らしいプレーを見たことでしょう!」「ゴールドグラブ賞に値するプレーです!」「信じられません!」と賛辞を重ねた。
敵地テレビ局「AT&Tスポーツネット」の実況席も、まさかのスーパーキャッチに最敬礼。「ビリー・ハミルトン! ビリー・ハミルトンのなんというプレーでしょう!」と名前を連呼して称えた。
MLB公式インスタグラムが衝撃キャッチの動画を公開すると、ファンから興奮のコメントが寄せられた。
「史上最高」
「なんてこった」
「この衝撃を感じたよ」
「ビリーは落とさないよ」
「ワォ」
「ビリーがそこにいて良かった。他の選手なら捕球できていなかっただろう」
同時に、一歩間違えれば大怪我につながる可能性を秘めたプレーだっただけに「このレベルでこんなことが起きてはいけない」「声をかけることを覚えて」という苦言もちらほら。両選手に怪我がなかったことが、何よりだった。