前田健太も快投&雄叫び! ドジャースが地区優勝決定戦を制して6連覇達成
前田は打者2人を完璧に抑える快投、ブルワーズもカブスに快勝で地区V
ドジャースは1日(日本時間2日)、本拠地ドジャースタジアムで行われたロッキーズとのワンデープレーオフを5-2で制し、6年連続の地区優勝を決めた。前田健太投手は8回途中から4番手で登板し、打者2人を完璧に抑える快投で勝利に貢献。ドジャースは地区シリーズ進出を決めた。MLBではこの日、史上初めて1日で2試合のワンデープレーオフが行われ、中地区はブルワーズがカブスを3-1で破り、7年ぶりの地区優勝を果たした。
ドジャースは4回にベリンジャーの2ラン、5回にマンシーの2ラン、6回には先発右腕ビューラーのタイムリーと得点を重ね、5点をリードした。投手陣もビューラー、バエスが無失点でつなぐと、8回はアレクサンダーを投入したものの、ブラックモンにヒットを許す。すると、8回1死一塁から前田が登板した。
ルメイヒューは追い込んでからスライダーでボテボテの三ゴロ。一塁は微妙なタイミングだったがアウト。ロッキーズがチャレンジしたものの、判定は覆らなかった。そして、続くダールはカウント2-2と追い込んでから、高めへの力のある93マイル(約149キロ)の直球で空振り三振。ドジャースタジアムは大歓声に包まれ、前田はガッツポーズを繰り出して雄叫びをあげた。
ドジャースは9回に守護神ジャンセンが主砲アレナド、ストーリーに2者連続のソロ本塁打を浴びたものの、5-2で逃げ切り。6年連続17度目の地区優勝を決めた。地区シリーズでは東地区王者のブレーブスと対戦する。
ドジャースとロッキーズはレギュラーシーズン162試合を戦ってともに91勝71敗と決着がつかず、この優勝決定戦にもつれ込んでいた。一方、ともに95勝67敗で同率首位に立っていたカブスとブルワーズもワンデープレーオフを行い、こちらは敵地に乗り込んだブルワーズが勝利。ワイルドカードゲームはカブスとロッキーズが対戦し、勝ったチームが地区シリーズでブルワーズと対戦する。
(Full-Count編集部)