田中将大、第2戦に向けてブルペンで35球 移動電車が大幅に遅れるハプニング
ヤンキースは予定されていた前日練習をキャンセル
ヤンキースの田中将大投手が4日(日本時間5日)、敵地フェンウェイパークでブルペン入りし、35球を投げた。この日、チームは電車でニューヨークからボストンに移動。だが、電車の到着が大幅に遅れたため、予定されていた練習がキャンセルとなるハプニングに見舞われた。
今季は移動で災難続きのヤンキースに、プレーオフでもトラブルが発生した。前日3日(同4日)のワイルドカードゲームでアスレチックスに勝利したヤンキースは、5日(同6日)に開幕するレッドソックスとの地区シリーズに向け、ニューヨークからボストンまで電車で約3時間半の移動をする選択をした。だが、その電車が遅れた。
この日、アーロン・ブーン監督の会見は午後5時から始まる予定だったが、結局、会見が始まったのは午後6時半。予定されていた全体練習はキャンセルされ、希望者のみ軽く体を動かした。ブーン監督は、会見で練習がなくなった理由を問われると「電車がゆっくりしか動かなかったから」と苦笑い。実は、監督自身はニューヨークからボストンまで自家用車で移動したため、チームの到着を待たされる形となっていた。
監督は会見で、第1戦はJ.A.ハップ、第2戦は田中が先発マウンドに上がると発表。田中はすでに日が暮れた肌寒い敵地のブルペンで、ナイター用の照明の下で35球を投げ、第2戦の先発に備えた。
思わぬハプニングに見舞われたヤンキースだが、気持ちを切り替え、第1戦に臨みたい。
(Full-Count編集部)