元横浜、巨人の相川亮二氏が「男・村田」を語る「不器用な部分もあったが…」
惜しまれながら引退した村田に「幸せな野球人生だったと思う」
横浜、巨人で通算1953試合に出場し360本塁打、1123打点をマーク。巨人を退団し、今季はBCリーグ・栃木でプレーを続けてNPB復帰を目指したが、獲得球団が現れず引退を決断した。惜しまれながらもユニホームを脱ぐ決断を下した後輩をどう見ているのか。
「結局は最後は自分が決める。色んな選択肢はあったと思うが本人が決めたこと。周りの人間から惜しまれて辞めていく、先輩、後輩から慕ってくれる選手は中々いない。幸せな野球人生だったと思う。僕は彼と野球ができてよかったと思う。修一と野球ができてよかったと心から思います」
相川氏自身は2017年オフに引退を決断。球団からは翌年もプレーすることを打診されたが、考え抜いた末にユニホームに別れを告げた。
「やりたくても引退しないといけない人もいる。僕自身はもうこれ以上野球ができないメンタルと体になってしまった。体も心もついてこない、そこが辞めるポイントだった。色々な決断がありますから」
9月28日には東京ドームで行われた巨人対DeNA戦で引退セレモニーが行われた。今も尚、ファンから愛され続ける村田の決断に相川氏は笑みを浮かべながら惜別の言葉を送っていた。
(Full-Count編集部)