「エ軍は復帰を急かさない」!? 打者・大谷翔平の復帰時期は「課題」の1つに
「打者復帰する上で、右肘の健康状態が損なわれてしまうと感じた場合…」
もちろん、今季の活躍を見ても、打者・大谷のパフォーマンスが打線や試合に与える影響は大きい。だが、そこに目を奪われ、投手としての復帰が遅れるようなことがあっては元も子もない。記事では「オオタニが打者復帰する上で、極めて重要な右肘の健康状態が損なわれてしまうと感じた場合、エンゼルスは復帰を急かすようなことはしないだろう」と指摘。右肘の回復状態によっては、打者としての復帰も遅れる可能性があるとしている。
大谷は投手としても10試合で4勝2敗、防御率3.31の成績を残しただけに、投手陣に与える影響も大きい。同記事では、4番目の課題として「先発投手陣の整備」を挙げており、「オオタニがトミー・ジョン手術を受け、ギャレット・リチャーズはFAとなる予定で、2019年は2人の先発投手を欠くことになる」と指摘。「エンゼルスは最近FA市場に手を出していないが、この冬は方針を変えることになるだろう」と予測している。
その他、「退任するソーシアの後任監督は誰か」「マイク・トラウトとの契約更新はあるか」といった課題が挙げられているが、いずれも大谷にとって影響が大きな要素であることは間違いない。特に、監督候補としては、ジョシュ・ポール・ベンチコーチ、GM特別補佐で前タイガース監督のブラッド・オースマス氏に加え、名内野手として知られたエリック・チャベス氏の名も挙がっており、大谷の起用法にも影響する後任指揮官は気になるところだ。
(Full-Count編集部)