DeNAがCSに望み繋ぐ、奇策1番筒香&2番ソトで全4打点 広島丸はHR王ならず
ソトは5回に先制40号2ラン、9回には決勝の犠飛
■DeNA 4-3 広島(7日・マツダスタジアム)
DeNAがクライマックスシリース進出に望みを繋いだ。7日、敵地マツダスタジアムで行われた広島戦。同点で迎えた9回1死満塁で、この日「2番・右翼」で起用されたソトが右犠飛を放って勝ち越しに成功した。負けた瞬間にCS進出が消滅する一戦に勝利し、望みを残した。
5回にソトの40号2ランで先制したDeNA。だが、先発の石田がその直後に試合をひっくり返された。それでも、7回に筒香の適時二塁打で同点に追いつくと、9回に満塁のチャンスを掴むと、ソトが決勝の犠飛。負けられない一戦で「1番筒香」「2番ソト」の奇策に出たラミレス監督だったが、その1、2番が全4打点を生んで、白星に繋げた。
3年連続のリーグ優勝を果たした広島は本拠地での今季最終戦を白星で飾れなかった。5回に逆転に成功したものの、先発の大瀬良が8回6安打3失点と踏ん張りきれず。右腕は最多勝を確定させる16勝目を逃した。丸は39本塁打でレギュラーシーズンを終え、本塁打王はならなかった。
(Full-Count編集部)