第5戦も先発か…米で絶賛、田中将大の「えげつない、えげつないスプリット」
「勝者を決めるボストンでの第5戦が必要となったら、タナカが先発するだろう」
また、田中はわずか78球で降板したが、レギュラーシーズンでは3巡目以降で被OPS(出塁率+長打率)が跳ね上がっていたと、早期降板の“根拠”を紹介。5回1失点という結果について「彼はチームメートがこの夜に必要としていたことを達成した」と評価している。
ヤンキースは第3戦でエース右腕セベリーノ、第4戦ではベテラン左腕サバシアが先発する予定。再び敵地に舞台を移す第5戦までもつれ込んだ場合、初戦でKOされた左腕ハップを中5日で先発させるか、好投した田中を中4日で投げさせるか、選択することになる。記事では「勝者を決めるボストンでの第5戦が必要となったら、タナカが先発するだろう」と予想している。
「タナカの登板は、ブーンがどのように投手陣を管理するのかというプレビューとなった。つまり、打順が2巡したら、すぐにブルペンである。えげつない、えげつないスプリットを投げる優れた右腕は、ヤンキースに勝ち進む可能性を与え、その過程でこの10月に信頼できる存在だと証明した」
ヤンキースは強力なブルペン陣を誇る。ただ、当然ながら先発が5回までであってもしっかり試合を作れなければ、勝ちパターンに持ち込めない。第1戦の過ちは繰り返せないだけに、スプリットを武器に強力打線を圧倒した田中が、最終決戦のマウンドに送り出される可能性は高そうだ。
(Full-Count編集部)