炎上のヤ軍セベリーノ、試合時間勘違い“疑惑”否定 8分前にブルペン入りも…

監督、投手コーチは否定「つかまったのは3回で、初回ではなかった」

 これについて聞かれた本人は「誰だって? 投手コーチがそう言っていたなら信じられるけど、彼(ダーリング氏)はブルペンに常にいるわけではないのに、どうやったら時間がわかるっていうんだい? 試合開始20分前にブルペンを後にしていたよ」「勘違いはしていなかったよ。今日のような(大事な)試合では、(試合の開始)時間を覚えているものだからね」と否定。さらに、無失点に抑えた初回は好投だったということも強調した。

「YESネットワーク」では、外野でアップしていたセベリーノが7時28分にラリー・ロスチャイルド投手コーチに話しかけられ、時計を見るように促されて同32分からブルペンで投球練習を始めた様子を公開している。

 ロスチャイルド投手コーチは同局の取材で、セベリーノのルーティーンが普段と違っていたかを聞かれ、「それは『NO』だ。少し大袈裟に(情報が)伝えられている。彼は(ブルペンで)打者2人に対して投げて、遠投も行った。通常のルーティーンを行っていた。彼はウォームアップがしっかりできていた。急いで他にも色々していたわけではない。3~4分位、座って落ち着いてからマウンドに向かった。(打線に)つかまったのは3回で、初回ではなかった」と回答。試合時間の勘違いについては「なかった。イントロダクションが7時28分で、試合開始が7時40分だと彼に伝えていた」「CC(サバシア)もブルペンにいる時間は短いし、セビーもいつもかなり短い」と否定した。

 また、アーロン・ブーン監督も試合後の会見で、セベリーノがブルペンに入る時間が遅かったのかと質問されて「いや、彼は通常の投球ルーティーンで(準備を)進めていた」と言及。試合中継でこのことが指摘されていたと改めて問われると、「彼はウォームアップの為の時間がたっぷりあったと、私は言っているだけだ。彼は予定通りに準備を進めた。彼は通常のルーティーンを行うことができたとラリーも言っていた」と繰り返している。

 真相は不明だが、米メディアはこの“疑惑”を次々と取り上げており、波紋を呼んでいる。思わぬ“騒動”の中で大事な第3戦を落としたヤンキース。ベテラン左腕サバシアが先発する第4戦に勝利し、再びタイに持ち込むことはできるだろうか。

(Full-Count編集部)

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