プロ表明の金足農・吉田輝星、高野連から公示 高校生の志望届提出は123人に

進路をプロ野球とする意思を正式に表明した金足農・吉田輝星【写真:荒川祐史】
進路をプロ野球とする意思を正式に表明した金足農・吉田輝星【写真:荒川祐史】

記者会見でプロ志望を表明、最速152キロ右腕には複数球団が競合も

 日本高野連は10日、2018年度の「プロ野球志望届」提出者一覧を更新。今夏の甲子園で金足農を秋田県勢として103年ぶりの決勝進出に導いた吉田輝星投手が公示された。吉田はこの日、記者会見を行い、志望届を提出したことを正式に表明していた。

 吉田は秋田県大会からエースとして一人でマウンドを守り抜き、金足農の決勝進出に貢献。決勝では、史上初2度目の春夏連覇を達成した大阪桐蔭に打ち込まれてKOされ、東北県勢として悲願の甲子園制覇はならなかったものの、そのピッチングは高く評価された。

 甲子園終了後は侍ジャパンU-18代表にも選出され、宮崎での「第12回 BFA U-18アジア選手権」に出場。福井国体では高校生活最後の公式戦で自己最速の152キロを記録した。会見では「甲子園が終わってから、たくさんの人と話し合い、プロ野球志望届を提出しました」と語り、「プロの世界に入れるのであれば、チームは関係ない。どのチームに行っても努力しようと思っています」と12球団OKの姿勢も明かした。

 この日は7人が新たに公示され、高校生のプロ志望届提出者は123人となった。

(Full-Count編集部)

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