10日のプロ志望届 金足農・吉田、広島アドゥワの兄も…高校116人、大学110人に

プロ志望を表明した金足農・吉田輝星【写真:荒川祐史】
プロ志望を表明した金足農・吉田輝星【写真:荒川祐史】

吉田は甲子園準優勝、最速152キロを誇りドラフト1位が確実視される

 日本高野連は10日、2018年度の「プロ野球志望届」提出者一覧を更新し、この日進路表明会見を行った金足農・吉田輝星投手をはじめ、新たに7選手が公示された。高校生の志望届提出者はこれで116人となった。

 秋田県大会からエースとして1人でマウンドを守り抜き、秋田県勢として103年ぶりの甲子園での決勝進出に貢献した吉田。決勝では大阪桐蔭に敗れたものの、一躍、旋風を巻き起こし、注目を浴びた。侍ジャパンU-18にも選出されて「第12回 BFA U-18アジア選手権」にも出場。福井国体では自己最速の152キロをマークした。

 ドラフト1位指名が確実視されており、複数球団が競合する可能性もある。一時は大学進学が有力とされていたが、甲子園で勝ち進み、侍ジャパンU-18で同年代のトップ選手たちと交流することによって、プロへの思いを強くし、志望届を出すことを決断した。

 吉田のほか、高校生ではこの日、地球環境の高井ジュリウス投手や近江の金城登耶投手らが公示された。

 また、全日本大学野球連盟も「プロ野球志望届」提出者一覧を更新し、新たに亜大の頓宮裕真捕手や正随優弥外野手、中村稔弥投手、東農大オホーツクのアドゥワ大投手ら12選手が新たに公示された。

 頓宮は侍ジャパン大学代表でも4番を打ったスラッガーで、東都大学リーグで歴代8位の14本塁打を放っている。アドゥワ大投手は広島で今季中継ぎとして活躍したアドゥワ誠投手の兄。弟同様、長身から投げ下ろすストレートが武器だ。大学生の志望届提出者は110人となった。

(Full-Count編集部)

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