ホークス柳田が“2冠”首位打者&最高出塁率「当たったらどっかに飛んでいく」

4年連続の最高出塁率「今年はあまり我慢してない」

 4年連続となる最高出塁率に関しては「たまたまじゃないですかね」と素っ気なく答えた。安打数だけでなく四球の数も大きく関係するだけに、打ちたい気持ちをどれだけ我慢してボールを見極めるかがポイントになる。「今年はあまり我慢してないですけど」と柳田が語るように、今シーズンの四球数は62と2014年以降で最少だ。それでも「打てる球をしっかり打って、打てない球は振らないということを一番目標にしていますし、打席でいつも考えていることなんで。その結果がたまたまこういう数字になったのかなと思います」という。

 柳田は最後に今シーズンの自身の成績を振り返るとともに、来季への意気込みをこう語った。

「そんなにめちゃくちゃいい時って正直なかったんですけど、うまく修正できて結果がすぐに出たというのは運が良かったかなと思います。ただ『もっともっといい状態にできたんじゃないかな』と反省するところも多いので、それをまた来年に活かしたいですね。ミスショットもたくさんありましたし、それを1本でも多くいい結果に結びつけていければと思います。いろいろやりたいこともあるので、それをオフにしっかりやりたいです」

 2度目のトリプルスリー、40×40(40本塁打40盗塁)、そして新元号初の3冠王。ホークスファンは来季も柳田に多くの夢を描いていくことだろう。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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