DeNAが今永、三上、国吉、青柳を豪州リーグ派遣 今永「投球を取り戻したい」

DeNA・今永昇太【写真:荒川祐史】
DeNA・今永昇太【写真:荒川祐史】

11月上旬~2019年1月末まで派遣、4人ともキャンベラ・キャバルリーでプレーへ

 DeNAは14日、戦略的パートナーシップを締結したキャンベラ・キャバルリー(オーストラリアン・ベースボールリーグ)への今永昇太投手、三上朋也投手、国吉佑樹投手、青柳昂樹外野手の派遣を決定したと発表した。

 オーストラリアン・ベースボールリーグは、2010年にプロリーグが発足し、現在は全8球団が参加するオーストラリア国内のプロ野球リーグです。日本のプロ野球シーズンオフにあたる、11月から2月までの期間、レギュラーシーズン、ポストシーズンを行い、豪州NO1チームを決定する。

 4選手は11月から開幕するABLにキャンベラ・キャバルリーの一員として参加し、2018-2019年シーズンを戦う。派遣期間は選手によって異なるが、2018年11月上旬~2019年1月末までの予定となっている。各選手は球団を通じて以下のコメントを発表した。

今永
「今シーズン不調に陥った時に、復調するきっかけを掴めず、自分の引き出しの少なさを痛感しました。納得する成績を出すことができずに、自分の実力を痛感したシーズンとなりました。もう一度、気持ちを前面に出すという投球を取り戻したいと思い、ウインターリーグへ参加することになりました」

三上
「日本以外の野球に触れることで、自分の野球に対する考え方の幅を広げたいと考えました。また、日本のプロ野球以外の打者と対戦することで、新たに勉強できることもあり、得られるものも多いと思っています。環境を変え、自分の今持っている力を試したいと思います」

国吉
「シーズン終了後も、実戦でプレーが出来ることに一番の魅力を感じました。日本のプロ野球以外の打者と多く対戦することで、沢山の収穫があると思います。また野球だけではなく、全く違う文化や環境の中に身を置くことで様々な人と出会い、野球の技術以外の精神面でも大きく成長することができると考えています」

青柳
「慣れない環境の中で、自分を成長させたいと思いました。課題である打撃をとにかく磨きたいです。言葉の壁や野球以外の部分でも苦労すると思いますが、そこも乗り越えて成長したいと考えています。来年で4年目を迎えますが、この3年間は実戦で力を発揮できない部分が多かったので、気持ちの変化も含めて成長できるこのチャンスに志願しました」

(Full-Count編集部)

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