前田健太、リーグ優勝決定S第4戦は3球リリーフ 1/3回を1安打もPS4戦連続無失点
1勝2敗で迎えた重要な第4戦、同点で登板し代打を出されたところで3球で降板
■ドジャース – ブルワーズ(日本時間17日・ロサンゼルス)
ドジャースの前田健太投手が16日(日本時間17日)、本拠地でのナ・リーグのリーグ優勝決定シリーズ第4戦ブルワーズ戦に3番手で登板し、1/3回を1安打無失点に抑えた。二塁打を打たれた後、続く打者を左飛に仕留めたところで3球で降板。後を継いだ投手が後続を断ち、無失点に抑えた。
本拠地に舞台を移した第3戦に0-4で完敗し、1勝2敗とリードを許して迎えた第4戦。ドジャースは初回にドジャーのタイムリーで1点を先制し、先発ヒルも好投を続けた。しかし、打線が追加点を取れずにいると、5回にヒルがサンタナに適時二塁打を浴び、同点とされた。
前田は1-1のまま迎えた7回に3番手でマウンドへ。先頭ピーニャには1ストライクから速球を右中間に運ばれ、二塁打とされた。続くアルシアは初球のスライダーを打ち、フラフラと上がるフライに。しかし、前進してきたテイラーがスライディングキャッチの美技。嫌な当たりだったがアウトに仕留めた。
ここでブルワーズが代打に左打者グランダーソンを送ると、ロバーツ監督がベンチから出てきて、左腕ファーガソンにスイッチ。ファーガソンはグランダーソンに大飛球を浴びたものの中飛に打ち取り、最後は2死三塁で右腕マドソンがケインをニゴロに仕留めて前田は今ポストシーズン4試合連続無失点となった。