フィリーズ今オフ補強候補に西武・菊池 米メディア「補強ポイントに合致」
アンディ・マクフェイル球団社長「左腕を獲得できることを祈っている」
西武の菊池雄星投手は今季終了後のメジャー挑戦の可能性が高まる中、米メディアでは大補強の予想されるフィリーズの補強候補に挙げている。地元ラジオ局「94Wipラジオ」が報じている。
今季80勝82敗でナ・リーグ東地区3位に終わったフィリーズ。アンディ・マクフェイル球団社長はさらなる躍進に、今オフの補強を左腕に挙げているという。
「我々の先発ローテーションは右腕偏重過ぎる。もう少し左腕を獲得できることを祈っている」
先発左腕の獲得に動き出すことになるフィリーズで、特集では13人の左腕の名前を挙げている。ビッグネームが並ぶ中、菊地は4番手に名前が挙がっている。
まずはドジャースのメジャー最強左腕クレイトン・カーショー投手。2年総額約7000万ドル(約78億円)の契約を残す中、今季限りでドジャースとの契約をオプトアウトする可能性が高まっているという。続いてジャイアンツの強打でも有名なエース、マディソン・バムガーナー投手。ジャイアンツはかつてのワールドシリーズMVPの来季の契約オプションを保有しているが、チーム再建のために放出する可能性は残されているという。
さらにダイヤモンドバックスから今季限りでフリーエージェントとなるパトリック・コービン投手。今季は11勝7敗、防御率3.15と活躍。ヤンキースが移籍先に浮上しているが、「先発ローテーションでノラと彼のコンビとなれば、フィリーズにはダイナミックなワンツーパンチになる」と分析。エース右腕のアーロン・ノラとの最強タッグになるという。