広島が2年ぶり日本S進出 緒方監督「ファンとともに日本一を勝ち取りましょう」
伸び伸びプレーする選手に感心しきり「すごい選手たちですね」
■広島 5-1 巨人(19日・マツダスタジアム)
セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第3戦が19日、マツダスタジアムで行われ、リーグ覇者の広島が5-1で巨人を下し、対戦成績4勝無敗(アドバンテージ1勝を含む)で2年ぶり日本シリーズ進出を決めた。
34年ぶり日本一にあと4勝と迫った緒方孝市監督は、試合後に行われたヒーローインタビューで満面の笑み。「今日も本当にこれだけたくさんの応援の力をいただきました。ありがとうございます」と、真っ先にファンに感謝の気持ちを伝えた。
CSファーストステージを勝ち抜き、下剋上を狙った巨人を圧倒。指揮官は「とにかく短期決戦は初戦が大事。大丈夫かと心配したが、心配を吹き飛ばす初戦の活躍。いいプレーをしてくれた。感謝しています」と選手に感謝。「とにかく投手陣が頑張ってくれました。初戦の大瀬良、2戦目のジョンソン、今日の九里、素晴らしいピッチングをしてくれた。投手を盛り立てる野手の守り。ナイスプレーでした」とチームを称えた。
自身はプレッシャーを感じたと言うが、「選手はそれを感じさせない伸び伸びしたプレー。すごい選手たちですね」と感心しきりだった。
27日から始まる日本シリーズでは、1984年以来34年ぶりの日本一を目指す。「本当に厳しい戦いになると思いますが、チーム一丸となって、ファンとともに日本一を勝ち取りましょう」と、選手、ファンに呼びかけた。