連勝目指すRソックス、第2戦先発プライスが意欲「このためにボストンに来た」
リーグ優勝決定シリーズでPO先発初勝利「肩の荷が下りた」
■Rソックス – ドジャース(日本時間25日・ボストン)
第114回ワールドシリーズ第2戦が24日(日本時間25日)、ボストンのフェンウェイパークで行われる。第1戦に続き、左腕対決となる第2戦。レッドソックスの先発マウンドに上がるのは、デービッド・プライス投手だ。最優秀防御率のタイトルを2度獲得したサイ・ヤング賞投手は「1日でも長く10月に戦っていたい。このためにボストンに来たんだから」と勝利を誓った。
レイズ時代の2008年からたびたびプレーオフに進出しながら、勝ち星に恵まれず。先発投手として勝利を飾ったのは、今季リーグ優勝決定シリーズ第5戦のアストロズ戦が初めてだった。これまで大一番で弱いとレッテルを貼られてきたが、ようやく期待に応える勝利を飾り、「軽くなったという表現がしっくりくるかな。間違いなく肩の荷が下りた」とホッとした表情を浮かべる。
だが、まだ仕事は終わっていない。究極の目標はワールドシリーズ制覇。チームは第1戦に勝利し、残り3勝で頂点に輝く。対するドジャース打線について「対左腕でも対右腕でも、非常にいいラインナップ。何度も対戦した打者もいるが、マウンドに上がれば狙い通りに投げられるか否か。みんなエキサイトしている」と対戦を待ちきれない様子だ。
初戦を白星で飾り、幸先のいいスタートを切ったチームを2連勝に導けるか。33歳ベテラン左腕が大仕事に乗り出す。