ドジャース継投はまらず2連敗…押し出し四球で同点 指揮官「非常にらしくない」
左腕プライスから一時リード奪うも…
■Rソックス 4-2 ドジャース(日本時間25日・ボストン)
ドジャースは24日(日本時間25日)、ボストンのフェンウェイパークで行われたレッドソックスとの第114回ワールドシリーズ第2戦に2-4で敗れた。先発・柳賢振が4回まで1失点と好投も、5回に崩れて逆転されると、打線も5回以降に沈黙。痛恨の2連敗で敵地を離れたデーブ・ロバーツ監督は「何とか勝つ術を見つけないと」と危機感を示した。
2回に1点を先制されるも、4回にケンプの犠飛とプイグの適時打で2点を追加。今季ワールドシリーズで初めて主導権を握った。レッドソックス左腕プライスからリードを奪ったが、5回に継投策がはまらず。2死満塁で先発・柳からマウンドを継いだ救援マドソンが、まさかの押し出し四球。さらにマルティネスの2点適時打を浴び、勝機を逃した。
試合後、ロバーツ監督はマドソンの押し出し四球について「非常にらしくない。あれがマルティネスの適時打の呼び水となってしまった」と指摘。5回以降は1安打も出ずに封じられた打線についても「バットがよく振れていない。それは明白」と、かみ合わぬ投打の現状を嘆いた。
サイ・ヤング賞プライスからリードを奪う意地も見せたが黒星。「よく戦ったが、プライスが一枚上手だった。それでも追い詰めることはできた」と一定の評価は与えたが、全ては結果だ。「何とか勝つ術を見つけないと」と話した指揮官。極めて辛い状況となったが、本拠地へ戻る第3戦から巻き返しを図りたい。
(Full-Count編集部)