【ドラフト】大阪桐蔭・根尾が中日、藤原はロッテが1位指名 同一校では史上初のドラ1野手誕生
中日・与田新監督は大仕事「絶対に外せない思い」
プロ野球ドラフト会議は25日、都内で行われ大阪桐蔭の根尾昂内野手は4球団が1位指名し中日が交渉権を獲得した。また、藤原恭大外野手は3球団が競合しロッテが交渉権を獲得した。史上初となる同一高校でドラフト1位野手が誕生することになった。
根尾は高校3年間で投手、野手の二刀流として活躍し大阪桐蔭を史上初となる2度目の春夏連覇に貢献。9月に行われたU18アジアW杯では投手としても自己最速の150キロをマークしていた。1位指名を公表していた巨人、ヤクルト、中日の他に日本ハムが参戦し1位指名。抽選の結果、中日が交渉権を引き当てた。
藤原は50メートル5秒7、遠投110メートル、通算32発と走攻守を兼ね備える外野手。1位指名を公表していたロッテ、そして楽天、阪神が1位指名。抽選の結果、最後にクジを引いたロッテの井口監督が交渉権を獲得した。
今ドラフトで最大の注目だった根尾。地元を引き当てた与田新監督は「絶対に外せない思いがあった。スーパースターのような選手。色んな形が活躍してもらいたい」とエールを送った。
いの一番で藤原の1位指名を公言していたロッテの井口監督は「うちのチームにベストマッチする選手。スカウトの中で一番の評価でした。マリーンズで待っていますので一緒に戦っていきましょう」と笑顔を見せた。
(Full-Count編集部)