ドジャースが6回に4点先制! プイグ特大3ラン 地元ファンは球場揺れる大歓声
前日は延長18回に劇的サヨナラ勝利
■ドジャース – Rソックス(日本時間28日・ロサンゼルス)
第114回ワールドシリーズ第4戦が27日(日本時間28日)、ロサンゼルスのドジャースタジアムで行われ、6回にドジャースがプイグの3点弾などで4点先制に成功した。
ドジャースはヒル、レッドソックスはロドリゲスの両先発左腕が、5回まで0-0の投手戦を演じた。だが、6回裏、試合は大きな展開を見せる。
ドジャースは先頭フリースが死球で出塁。マンシーは見逃し三振に倒れたが、ターナーが左翼線二塁打で1死二、三塁とすると、マチャドは申告敬遠で1死満塁の絶好機を迎える。ここで打席に立ったベリンジャーの打球は一塁ゴロで、三塁走者の代走ヘルナンデスが本塁で封殺されたが、レッドソックス捕手バスケスが一塁に悪送球。この間に二塁走者だったターナーが生還し、1点を先制した。
なおも2死一、三塁で打席に向かったのはプイグ。3ボール1ストライクから5球目ツーシームをフルスイング。打球は大きな弧を描きながら左翼席に飛び込んだ。プイグは打った瞬間に両手を突き上げて大喜び。打たれたロドリゲスは、マウンドでグラブを叩きつけて悔しがると、スタンドを埋めるドジャースファンの大歓声で球場が揺れた。
前日は延長18回、7時間20分の死闘を制したドジャースが、本拠地で確実に息を吹き返した。