女子野球ジャパンカップ京都フローラが昨年のリベンジに成功 履正社破りベスト4

逆転の2点タイムリーを放った京都フローラ・泉由希菜【写真提供:日本女子プロ野球リーグ】
逆転の2点タイムリーを放った京都フローラ・泉由希菜【写真提供:日本女子プロ野球リーグ】

初回に先制を許すも、その後は17安打14得点と打線が爆発

 第8回女子野球ジャパンカップ大会2日目となった27日、第2試合は京都フローラが14-1で履正社高校に勝利しベスト4進出を決めた。前回大会で抽選の末に敗れたフローラがプロの意地、そしてリベンジに成功した。

 先制したのは履正社だった。初回1死二塁から3番・蜜浦さくらのタイムリー二塁打でリードを奪った。それでもフローラはその裏、連打と犠打で1死二、三塁のチャンスを作ると7番・泉由希菜が「先制されたことは気にせず、気楽な気持ちで打席に立てた」と、右翼線へ逆転の2点タイムリーを放ち逆転に成功した。

 その後はフローラが3、4回と2点を追加し序盤で6-1とリードを広げプロの意地を見せる。さらに最終回には7番・泉が3ランを放つなど打者1巡の猛攻で一挙8点を追加。終わってみれば17安打14得点の大勝だった。

 フローラの川口監督は「一度倒れかけた人間は強くなる。こうして1人1人が普段通りの野球ができれば結果はついてくる。明日に向けて今日の結果に傲ることなく気持ち新たに挑んでいく」と選手たちの成長に目を細めていた。

(Full-Count編集部)

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