2年連続でV逸のロバーツ監督、来季続投に意欲「この舞台に戻り、優勝を祝う」
何度も苦境を越えた選手に感謝「言葉を尽くしきれない」
■Rソックス 5-1 ドジャース(日本時間29日・ロサンゼルス)
第114回ワールドシリーズ第5戦が28日(日本時間29日)、ロサンゼルスのドジャースタジアムで行われ、ドジャースはレッドソックスに1-5で敗れ、対戦成績1勝4敗で世界一を目前で逃した。デーブ・ロバーツ監督は試合後、優勝したレッドソックスを「素晴らしいチームだった」と称えると同時に、最後まで戦い抜いたドジャースの選手たちについて「闘争心、立ち向かう姿……我々のチームについて言葉を尽くしきれない」と感謝の言葉を並べた。
就任3年目で地区優勝3度、ワールドシリーズ出場2度の好成績を収めたが、世界一は遠かった。今季はレッドソックスを相手に1勝4敗と差をつけられた。「我々の最高の野球をできたとは思わないが、それ以上に相手を称えるべき」と“完敗宣言”。「野球は実に予測不可能なものだ」としながらも、「我々が成し遂げたことを見れば、間違いなく正しい方向に矢印は向いている」と、チームの方向性に手応えを感じたようだ。
今季で3年契約が終了し、来季の契約はチームが選択権を持つ。それでも指揮官は「来季もこの舞台に戻り、そしてグラウンド上で優勝を祝うんだ」と続投に意欲。「私はドジャースの監督を続ける予定でいる。この街が大好きだし、チームが大好き。すべてが好き」とドジャース愛を語ると同時に、「私の仕事は最終的に世界一に導くこと。まだ達成していない」と改めて世界一にかける思いを明かした。
ドジャースのフロントオフィスがどんな判断を下すのか。今オフ、チームにとって大きな決断の1つとなりそうだ。
(Full-Count編集部)