大谷翔平は3冠王カブレラに「匹敵」 エ軍新監督が改めて絶賛「別格の才能」
今年のキャンプで驚愕「最初の数日間の打撃練習を見ましたが、ほとんど信じられませんでした」
圧倒的な飛距離を誇る本塁打は米国でもサプライズとなった。そして、タイガースで監督を務めていたオースマスは、その力を偉大な打者と重ね合わせているという。2012年にメジャーで45年ぶりの3冠王に輝いたミゲル・カブレラ内野手だ。近年は衰えを指摘する声もあり、今季はスイングした際に左上腕二頭筋腱断裂の重傷を負って離脱したが、すでに将来の米国野球殿堂入りも濃厚とされる実力者。生涯打率.316、通算465本塁打、1635打点を誇る。
「私はデトロイト時代にミゲル・カブレラの監督も務めていましたが、彼(カブレラ)の逆方向へ放つパワーには誰も敵いませんでした。そういった類のパワーにおいて、ショー(大谷)はミギーに匹敵するものを持っています。これはアンビリーバブルなことです。最初の数日間の打撃練習を見ましたが、ほとんど信じられませんでした」
オースマス新監督は大谷のパワーがカブレラに「匹敵する」と断言している。そして、投手としての実力についても「彼は95マイル~100マイル(約153~161キロ)の直球や、えげつないスライダー、スプリットを投げることができます」と称賛。また、今季、メジャーに最も大きな驚きを与えた走塁に関しては「私が思うに、ファンは彼がいかに足の速い選手かということを理解していないと思います」と評価した。そのスピードは間違いなくエンゼルスの武器の1つとなっていた。
新監督からも大きな期待を寄せられている大谷。そのパワーを来年も存分に見せつけてほしいところだ。
(Full-Count編集部)