大谷の1年目、トラウト全盛期を「棒に振る決断」 米誌が今季のエ軍を“酷評”

来季も悲観視「『投手・オオタニ』によるチームへの貢献は無しになる」

 記事では、ア・リーグ新人王有力候補とされる大谷が、打者としてある指標でメジャー屈指の成績を残していることも紹介している。

「367打席で152というOPS+を積み上げた。マニー・マチャド、ポール・ゴールドシュミット、クリス・デービスなど多くのオールスターよりも優れた数字だ」

 特集では、得点力の大きさを表すOPS+(平均的な打者は100)という指標で、今オフのFA市場最大の大物マチャド(ドジャースからFA)、ダイヤモンドバックスの主砲ゴールドシュミット、今季メジャー最多の48本塁打を放ったアスレチックスのデービスというスター打者よりも上の数値を大谷が叩き出したと言及。ア・リーグで350打席以上立った打者で6位の成績だったという。

 そして記事では、来季のチームの展望でも悲観視している。

「靭帯損傷の影響で、来年は『投手・オオタニ』によるチームへの貢献は無しとなるだろう。この永続的に落胆を繰り返すチームはアドバンテージを台無しにする方策を見つけ出すだろう」

 19年に渡るマイク・ソーシア体制に終止符を打ち、ブラッド・オースマス新監督就任で再出発を図るエンゼルスだが、トラウトと大谷という、メジャー屈指のコンビの来季も台無しになるのではないかと特集では危惧している。

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