「この男は全てを持っている」―トラウトが改めて明かした大谷翔平の衝撃

ライバルも脱帽「彼は衝撃的だった」「この男は本物のスーパースター」

 ライバルとして戦ったピスコッティ、ラウリーは二刀流としての才能に舌を巻く。大谷は今季の対アスレチックス戦で投手では2戦2勝、防御率2.08。計13回で18奪三振と圧倒した。広角へ飛ばす打撃が持ち味で今季27本塁打、88打点をマークしたピスコッティは「彼はとてもアグレッシブに投げた。僕たちと対戦した時に明らかに試合を支配していて、何度も何度も何度も三振を奪っていた。彼は衝撃的だった。シーズンを通してできれば、とても特別な存在になるだろう」と称賛。今季23本塁打、99打点と勝負強い打撃を見せたラウリーも「見ていて楽しいよ。彼が登板していて自分が打席に立っていない時は特にね。彼の投球はカウントが有利になると、さらに圧倒的になる」と同誌に振り返っている。

 一方の打撃では、対アスレチックス戦で10試合出場し、36打数10安打の打率.278、1本塁打、6打点、1盗塁を記録した。ピスコッティは「外野手として、彼のことを走れるパワーヒッターだと思っている。彼はとても洗練されている」とした上で、「この世代を代表する選手だ。特別で珍しい。これほどうまく両方ともこなすのは素晴らしいよ」とべた褒め。ラウリーも同誌の取材に対して「ルーキーで300打席くらいで20本塁打、20二塁打を打った。10打席に1回長打を打つのは、とても良い打者だよ。彼がしていることはとても素晴らしい。この男は本物のスーパースターだ」と締めくくっている。

 ヤンキース・アンドゥハーとの一騎打ちと見られている新人王は12日(日本時間13日)に発表される。敵味方に関係なく、投打で称賛される大谷が栄冠をつかめるのか注目される。

(Full-Count編集部)

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