【日米野球】侍・山田哲人、二塁守備でも米メディアから称賛浴びる「並外れた守備範囲」

侍ジャパンのヤクルト・山田哲人【写真:Getty Images】
侍ジャパンのヤクルト・山田哲人【写真:Getty Images】

一二塁間の打球を好捕→回転→送球「タフなプレーです」

 野球日本代表「侍ジャパン」は「2018日米野球」で2連勝と幸先のいいスタートを切った後、11日の第3戦は3-7で初黒星を喫した。ただ、10日の第2戦はMLBオールスターチームに12-6で快勝するなど、ここまでは侍戦士たちが実力を発揮。柳田悠岐外野手(ソフトバンク)は第1、2戦と連夜の大暴れを見せている。また、第2戦では3番に入った山田哲人内野手(ヤクルト)も6打数2安打2打点と活躍。華麗な守備も米メディアから称賛されている。

 今季、自身3度目のトリプルスリー(打率3割、30本塁打、30盗塁)という前代未聞の偉業を成し遂げた山田は、第1戦は「1番・DH」で4打数1安打1四球。そして、「3番・二塁」で出場した第2戦は打撃だけでなく守備でも魅せた。

 9-0で大量リードで迎えた5回、MLBオールスターチームが先頭ソトのソロ弾で好投していた上沢から1点を返す。続くリアルミュートは一二塁間を抜けようかというゴロ。しかし、山田がこれに追いつくと、回転して一塁へ華麗なスロー。捕手でありながら俊足を誇ることで知られるリアルミュートを間一髪でアウトに仕留めた。

 試合を中継していた「MLBネットワーク」の実況は「打球はセカンドへ、タフなプレーです。しかし素晴らしい守備です、テツト・ヤマダ」と関心。すると、解説者は「東京ドームの球足は速いです。並外れた守備範囲を見せました。非常に深いところに打球が行きましたが、一塁へパーフェクト送球。リアルミュートをアウトにしました」と称えた。

 圧倒的な打力、走力を誇る山田だが、二塁には広島にNPB史上屈指の名手・菊池がいるため、ゴールデン・グラブ賞には輝いたことがない。しかし、その動きは米メディアから高く評価されていた。

(Full-Count編集部)

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