大谷翔平は新人王なるか? 米メディア実施の読者投票ではアンドゥハーをリード
投票開始から7時間経過、大谷は50パーセント近い得票率
投打二刀流で米MLBに旋風を巻き起こしたエンゼルスの大谷翔平投手。12日(日本時間13日)には2018年シーズンのア・リーグ、ナ・リーグの新人王が発表される予定となっており、ベーブ・ルース以来の二刀流として数々の記録を残し、記憶に残る活躍を見せた大谷が、栄えある新人王に輝くことができるか、注目を集めている。
その新人王発表を前に、米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーモア」では、読者による新人王投票を実施。この記事が公開されてから7時間ほど経過した段階で、大谷は50パーセント近い得票率を集めており、ライバルと目されるヤンキースのミゲル・アンドゥハー内野手をリードしている。
同サイトでは「エンゼルスの右腕であるショウヘイ・オオタニの、現代において初めてとなる二刀流への挑戦に多くの注目が集まった。そして、その結果には度肝を抜かされた」として今季、大谷が見せたセンセーショナルな活躍を称賛。「オオタニは打者として、367打席で152wRC+、22本塁打、そして.285/.361/.564の成績を残した」と、その成績を挙げている。
投手としては右肘靭帯損傷の影響もあって10試合の登板にとどまっており、記事内でも「51回2/3を投げて防御率3.31、9回あたりの平均奪三振数が11.0、2.86K/BB(奪三振を与四球で割った数値)を記録した。その後、最終的にはシーズン終了後にトミー・ジョン手術を要することになった肘の問題により、彼はマウンドから遠ざかることになった」と紹介されている。
昨季はアンドゥハーとトーレスが所属するヤンキースのアーロン・ジャッジが満場一致でア・リーグ新人王を獲得。「ヤンキースの若手の勢いは継続されることになった。なぜなら、グレイバー・トーレスとミゲル・アンドゥハーが二塁と三塁で、瞬く間にレギュラーの座に就いたからである」とし、記事内ではアンドゥハーとトーレスの活躍にも言及されている。
なお、日本時間19時での投票結果は以下のようになっている。
【ア・リーグ】
大谷翔平(エンゼルス)48.88%(4231票)
ミゲル・アンドゥハー(ヤンキース)34.58%(2993票)
グレイバー・トーレス(ヤンキース)10.15%(879票)
ジョーイ・ウェンドル(レイズ)6.39%(553票)
【ナ・リーグ】
ロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)75.6%(5679票)
フアン・ソト(ナショナルズ)24.4%(1833票)
(Full-Count編集部)