松坂大輔の華麗なる復活劇をMLB公式が特集 「3年間の不在からDice-K復活」

ドジャースのヒルと比較「おそらくマツザカにもあと数年活躍できるはずだ」

 2014年にメッツからソフトバンクに移籍した松坂。記事では「15年から17年までは不運にも怪我でわずか1イニングに制限された」と苦しみの日々を振り返る一方、“Dice-K”はドラゴンズで復活した。

「37歳の年齢で、球団もあまり期待はしていなかった。しかし、マツザカはかつての技巧を取り戻した。投球フォームも同じ、四球の数も(不幸なことに)変わらないが、ストライクアウトは健在だった」

 松坂の代名詞とも呼べる三振奪取力を高く評価している。そして、松坂人気の高さにも触れており、「マツザカの先発試合は、彼が登板しない日と比較するとドラゴンズ観客数に増加が見られた」と分析。オールスターに選出され、防御率3.74でカムバック賞受賞に「十分」と評価されている。

 そして、ワールドシリーズで奮闘したドジャースの遅咲き右腕と比較されている。

「彼のキャリア終盤の道のりはリッチ・ヒルのような投手とそこまでかけ離れていない。ヒルはドジャーズのリーグ優勝のシーズンで重要な役割を果たした。おそらくマツザカにもあと数年活躍できるはずだ」

 さらに、松坂の長打力について「彼がサク越え弾を放ったとしても、彼を次なる二刀流選手と考えてはいけない」と動画とともに振り返っている。苦難の日々を乗り越えて、再びタイトルを勝ち取った松坂。米国でも改めてスポットライトを集めている。

(Full-Count編集部)

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