【日米野球】岡本、13打席目で侍初アーチ 打撃復調の要因は?「体とバットが…」
今春キャンプで指導を受けた松井氏の「目の前で打てて素直に嬉しい」
■侍ジャパン 6-5 MLBオールスター(14日・ナゴヤドーム)
野球日本代表「侍ジャパン」とMLBオールスターチームが対戦する「2018日米野球」は14日、舞台をナゴヤドームに移して第5戦が行われ、侍ジャパンが6-5で逆転勝利を飾った。第4戦に続く終盤の逆転劇で対戦成績を4勝1敗とし、勝ち越しを決めた。
反撃の狼煙をあげたのは、岡本のバットだった。2回に先頭打者で打席に入ると、MLBオールスター先発のゲラから中堅バックスクリーンへのソロ本塁打。この日のチーム初安打を放つと、7回にも先頭で右前へ運び、これがチーム2本目の安打だった。この一打から後続も繋がり、一挙に4得点で同点に追いつき、8回の逆転へと繋がった。
岡本にとって嬉しい侍ジャパン初アーチ。この日米野球では打撃の調子がなかなか上向かず、13打席目でようやく飛び出した本塁打となり、試合後の会見では「今までは体とバットが離れていて、それを体の近くを通すことを意識してバッティング練習に取り組んでいました。それで今日のホームランも、ヒットもそうですけど、いい方向に引っ張るんじゃなく、逆らわずに素直に打ち返せたかなと思います」と一発が出た裏側を明かした。
MLBオールスターのベンチには、今春キャンプで打撃指導を受けた松井秀喜氏がおり「目の前で打つことができて素直に打てて嬉しい気持ちです」と喜んだ岡本。このシリーズでは、メジャーの強打者たちを生で目の当たりにしており「パワーだけでなく技術も凄いというか、すごく高いレベルで仕留める、その確率がすごく高くてビックリしました」と語っていた。
(Full-Count編集部)