大谷新人王で続く激論 NYファンに“手のひら返し”記者「弱小相手に…」

アンドゥハーの打撃成績を示し「強豪相手に苦しんだ」

 さらに、パッサン氏は「ショウヘイ・オオタニが新人王にふさわしくないと、想像しうる最悪の議論を生み出し、私を標的にするヤンキースのファンたちに、私から最大級の感謝を送らせてほしい。時に、あなた方が私の仕事に楽しみを与えてくれる。最高の気分にさせてくれる。今日は両方の気持ちを味合わせてくれた」とツイートし、ヤフー・スポーツ内での特集を例示してアンドゥハーの“ある”弱点を厳しく指摘した。

 それは強豪チームと対戦した際の打撃成績。今季プレーオフに出場した球団を相手にした39試合で、アンドゥハーは156打席で打率.243、3本塁打9打点、出塁率.282、長打率.365と厳しい数字だったことを示し「事実、彼のこの打撃成績はアデイニー・エチャバリアとほとんど同じだ。エチャバリアはアンドゥハーの守備固め要員なのだ」としている。

 本来ショートのエチャバリアだが、守備に難のあるアンドゥハーの代わりに守備固めとして試合の終盤に起用され、プレーオフでは先発していた。このエチャバリアの今季成績は打率.247、出塁率.279、長打率.345。強豪を相手にした際のアンドゥハーと大差はなく、パッサン氏は「事実、彼の打撃成績は、ミゲル・アンドゥハーが弱小チーム相手に積み上げ、強豪相手に苦しんだ数字とほとんど同じだ」と分析した。

「負け越したチームから新人王とMVPは選ぶべきではない」と主張するヤ軍ファンに対しても「チーム全体として残した成績は、個人タイトルとは全く無関係であるべきだ。難しくないだろう、我が友よ」と毅然と反論。このほかにも、諦めのつかないヤンキースファンからのクレームを次々に論破していたパッサン記者であった。

(Full-Count編集部)

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