【日米野球】MLB選抜の球宴三塁手、広島田中の遊撃守備を絶賛「センスいい」「気に入った」

田中広はMLB内野陣から刺激「ちょうどいい感じで力が抜けている」

「動きの発想というかアイディアというか。そういうのが、日本の型にはめたものと違って、すごく楽しい守備をしているなって思います。でも、その中でもしっかり股を割って捕ったりしていますし、細かいところで球際に強かったり、捕った後のスピードとか強さであったり、すごいなって思います」

 海外の選手、特に中南米出身のラテン選手の守備は、打球の正面に入って捕球するように教えられる日本人の目には、時として「いい加減」と映ることもあるが、それは自由な発想の下に生まれる動き。だからこそ、見る者を沸かせるビッグプレーやスーパープレーが飛び出す。

 田中広は「“いい加減”っていうのが、適当っていうことじゃなくて、ちょうどいい感じで力が抜けているっていうことなんですよね。そういうのは、僕も心掛けていきたいと思います」と話し、既成の枠から飛び出した守備を目指しながら、さらなる成長を誓った。

 侍ジャパンではすっかり常連となった田中広だが、今回メンバー入りした源田壮亮(西武)をはじめ若手遊撃手の成長が著しい。2019年のプレミア12、2020年の東京五輪で侍ジャパンの一員として戦うためにも、選手として成長と進化をし続けたい。

(Full-Count編集部)

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