来春選抜の21世紀枠推薦46校が出揃う　長嶋さん母校の佐倉高校も

来年1月25日に行われる選考委員会で21世紀枠3校も決まる

　日本高野連は16日、来春に行われる第91回選抜高等学校野球大会の21世紀枠推薦校一覧を更新し、推薦46校が出揃った。各都道府県連盟から推薦された高校で、12月14日に東北、関東・東京、東海、北信越、近畿、中国、四国、九州の各地区で1校に絞られ、北海道と合わせた9校が最終的な候補校として発表される。来年1月25日に行われる出場校選考委員会で、この中から3校が21世紀枠として選出される。

　46校でも注目なのが、千葉県立佐倉高校。長嶋茂雄・巨人軍終身名誉監督の母校としてもよく知られている。県内屈指の進学校で、今秋の千葉県大会はベスト16に入っている。甲子園出場となると、春夏通じて初出場となる。

　この他には今秋の秋田県大会を制した秋田修英高や同宮城県大会で準優勝した県古川高校、奈良県大会準優勝の県立橿原高校などが推薦校に入った。21世紀枠は原則として、秋季都道府県大会ベスト16（加盟校129校以上の場合はベスト32）以上の高校が対象。少数部員や困難な環境の克服、学業との両立などを基準に選ばれる。