大谷翔平、二刀流起用に新戦法? オープナー採用、代打で登場→そのまま登板

今季流行した「オープナー」が先発、代打で大谷が登場

 まず、DHを使わず、投手を組み入れた打順を組む。先発は「オープナー」に任せ、2回から3回まで凌ぐ。投手に打順が回ってきたところで、そこに代打として大谷を起用。そのままマウンドに上げ、6回ないし7回を投げれば、試合もほぼ終わりに近づいているという算段だ。

 記事内では、この戦法のメリットも説明されている。「このアプローチを採用すると、そうでない場合と比べて、オオタニやマッケイが(1試合で)2、3回多く打席に立てる。先発登板が20、25回以上となるなら、40~50回多く打席に立てることになる。DHなしでオオタニやマッケイを先発登板させると、最後の打席が回ってくる前に降板する可能性が高い。オープナーであれば、オオタニやマッケイは7、8、9回まで投げられる可能性が高い」とし、従来の起用法よりも大谷は50打席近く多く打席に立てるとしている。

 一方でデメリットについても言及。「オオタニやマッケイが良い投球をしなかった場合、ベンチを使い切るリスクがある。潜在的な金銭面の問題も見逃すべきではない。良い選手をわずかなメリットのために煩わせたくはない。しかし、ロジックはわかるだろう。問題はこの2人の二刀流がこれを受け入れるかどうかである」としている。

 そのほかには「2003年のようなアスレチックスのようなチームを作る」「シフトの減少」「盗塁の増加」などを掲げた「CBSスポーツ」。トミー・ジョン手術を受けた大谷は、来季は打者に専念する見込みで、この戦法が実現するのは、早くても2020年。この斬新過ぎる“二刀流起用法”は現実のものとなるだろうか。

(Full-Count編集部)

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