三振率上位占める阪神勢…中谷はじめ2割超え多数 三振率ランキング【セ編】

王貞治氏は本塁打数より低い三振数記録した年が5回

 では、三振率の下位10傑も見ていこう。

53北條史也(神).120(266打席32三振1本塁打 打率.322)
54糸原健斗(神).115(637打席73三振1本塁打 打率.286)
55川端慎吾(ヤ).111(334打席37三振3本塁打 打率.259)
56ビシエド(中).105(582打席61三振26本塁打 打率.348)
57松山竜平(広).103(446打席46三振12本塁打 打率.302)
58亀澤恭平(中).102(206打席21三振0本塁打 打率.286)
59坂口智隆(ヤ).101(595打席60三振3本塁打 打率.317)
60中村悠平(ヤ).097(401打席39三振5本塁打 打率.211)
61青木宣親(ヤ).085(567打席48三振10本塁打 打率.327)
62宮崎敏郎(De).076(590打席45三振28本塁打 打率.318)

 つなぐ打者の名前が多いが、今季、セで最も三振しにくかった打者は昨年の首位打者で今季も3割をマークしたDeNA宮崎、その次がヤクルトの青木。いわゆるアベレージヒッターだ。今季の首位打者ビシエドも.105で下から7番目に。2015年の首位打者、ヤクルトの川端も8番目にいる。ミートが巧みなアベレージヒッターは、三振数が少なくなると言えるだろう。

 NPB史上最高の強打者、王貞治は若いころは「王、王、三振王」と揶揄されたように三振が多かったが、打撃の進歩とともに三振数が激減し、1972年には48本塁打43三振と三振数より本塁打数が上回る。王はこの年も含め、5回この記録をマーク。1977年には50本塁打37三振という空前の記録を作った。

 本塁打を打つためには三振も「必要経費」とされるが、打撃が向上すれば「三振せずに本塁打を打つ」境地に達する。丸にもその境地を目指してほしいものだ。

(広尾晃 / Koh Hiroo)

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