オリ・アルバースが地元ラジオで語る…韓国の経験とマシソンの存在が成功要因

相手の対策を上回る対策「自分の強みを信頼」

 NPBとMLBの大きな違いは、球団数が少ない(NPB12球団、MLB30球団)ため、同じ相手と何度も対戦することにになるところ。しかし、アルバースはそれがNPBの面白さだという。

「対策が必要になるんです。相手も対策してきますから、こちらもまた対策しなければなりません。同じ選手と何度も対戦するので、10回中8回アウトにしていたとしても、注意しなければなりません。それでも、自分の強みを信頼しなければなりません。ここまでの実績は、その強みによるものだからです。今まで上手くいっていたことから離れ過ぎず、対応することが必要です」

 NPBからMLBに行った二刀流の大谷翔平(エンゼルス)は、NPBに比べ多様なチーム、選手と対戦することになったが、そこで非凡な修正能力を見せ結果を出した。アルバースはその逆で、同じ相手と何度も対戦することで、相手の対策をさらに上回るうまさを見せた。日本、韓国を含め、MLB、マイナーリーグなどを渡り歩き、オリックスが9球団目の在籍。“ジャーニーマン”の真価を、日本で発揮した。

(Full-Count編集部)

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