楽天勢が上位を占拠、ハム近藤や鷹・中村晃らも優秀…BB/Kで計る貢献度【パ編】

楽天・藤田一也【写真:荒川祐史】
楽天・藤田一也【写真:荒川祐史】

選球眼がいい「つなぐ」打者、長打が多く四球を選ぶ打者は高数値

 打撃にはさまざまなスタイルがある。四球を選ばず初球から打つ選手を「積極打法」と評価する考え方もあるが、一般的には、好球必打で三振が少なく四球が多い選手の評価が高い。

 BB/Kは、打者の四球数÷三振数で導き出される。この数値が大きい打者は三振が少なく四球が多い、優秀な打者だということができる。

 パ・リーグで100打席以上立った打者62人のBB/Kランキング。

○上位10傑

1藤田一也(楽)1.20(18四球15三振)
2島内宏明(楽)1.04(47四球45三振)
3銀次(楽)1.02(48四球47三振)
4近藤健介(日)0.97(87四球90三振)
5福田周平(オ)0.94(31四球33三振)
6吉田正尚(オ)0.9324(69四球74三振)
7西川遥輝(日)0.9320(96四球103三振)
8中村晃(ソ)0.88(60四球68三振)
9秋山翔吾(西)0.802(77四球96三振)
10鈴木大地(ロ)0.800(44四球55三振)

 BB/Kは1を上回れば非常に優秀だ。楽天勢が上位に来る。

 この数値が高い打者には2つの傾向がある。1つは選球眼が良く、好球必打の巧打者。つなぐ打者が多い。楽天の藤田はその典型だ。また日本ハムの近藤もその1人だろう。

 一方で、長打が多く投手に警戒される打者は、敬遠にはならなくてもストライクが少なく、四球が増えていく。このランキングではオリックスの吉田正尚がこれに当てはまる。

 西武の秋山翔吾などは、このふたつの要素を共に持ち合わせていると言えよう。BB/Kの数値が高い打者は、出塁率が高く、貢献度が高いのは間違いないところだ。

2000本安打直前で大スランプの内川、BB/Kの数値に不調ぶり表れる

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