日ハム選手、金子千尋の加入を大歓迎 上沢「すごいプラス」、近藤「心強い」
30代の投手は宮西&村田&斎藤佑の3人だけ「いろいろ教えていただけたら」
日本ハムは4日、オリックスを自由契約となった金子千尋投手と来季の契約合意に達したことを発表。この日札幌の球団事務所で契約更改した日本ハムの選手たちは通算120勝右腕の入団を歓迎した。
今季チーム最多の11勝を挙げた上沢直之投手は「日本球界でずっと素晴らしい成績を残してきた方なので全てが見本になると思います。シーズン中のコンディショニングの仕方だったり、投球の意識だったり、たくさん僕から話しかけて、たくさん聞けたらいいなと思います」と目を輝かせた。
日本ハムの投手陣は、33歳の宮西尚生投手と村田透投手、30歳の斎藤佑樹投手の3人を除くと10代と20代ばかり。24歳の上沢は「僕たち先発ピッチャーは若いピッチャーが多いので、いろいろ教えていただけたら、僕たちのためにもなると思うので。すごいプラスになることだらけだと思います」とどん欲に学ぶつもりだ。
村田も「上の方がいるのはすごいプラスじゃないかなと思います。僕も分からないことばっかりなので、そういう人がいてくれるのは心強いことだと思います」と歓迎する。首位打者を狙う近藤健介捕手は「心強いなとその一言です。対戦するのが嫌な投手が来てくれるので、ありがたく思っています」と笑顔だった。
球団は早ければ10日にも金子と正式契約を結び、札幌で入団会見を行う。
(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)