上原浩治の元同僚ナポリが現役引退を表明「18年間プロでいられ幸運」

レッドソックスでは上原浩治(左)と同僚だったマイク・ナポリ【写真:Getty Images】
レッドソックスでは上原浩治(左)と同僚だったマイク・ナポリ【写真:Getty Images】

2013年にレッドソックスで上原とワールドシリーズ制覇に貢献

 かつてエンゼルスやレッドッソクスなどで活躍したレンジャーズのマイク・ナポリ内野手が8日(日本時間9日)、今季限りで現役を引退することを表明した。自身のツイッターを更新し「家族とよく考えた結果、引退することを決断しました」と明らかにした。

 2000年のドラフト17巡目でエンゼルスから指名されたナポリ。2006年にメジャーデビューを飾ると、強打の捕手としてメジャー屈指のプレーヤーに。メジャー1年目でいきなり16本塁打を放つと、2011年にレンジャーズで30本塁打を放つなど、2008年から6年連続2桁本塁打を記録した。

 2013年からはレッドソックスへと移籍し、上原浩治投手(巨人から自由契約)とチームメートとなり、ワールドシリーズを制覇。2015年以降はブルージェイズ、レッドソックス、レンジャーズ、インディアンス、レンジャーズと移籍を繰り返した。

 今季は膝の怪我もあってメジャー出場はなく、3Aでも8試合にしか出場していなかった。メジャー通算1392試合に出場し、打率.246、267本塁打を放った。

 ナポリはこの日、自身のツイッターで「(フロリダ州)ハリウッドで育った小さい子供の時から野球選手になることを夢見ていました。18年間プロでいられたことは幸運でした。キャリア序盤ではエンゼルスで素晴らしい人たちから学ぶことができました。そして、その後にプレーした各クラブハウスでも勝利を招く姿勢をもたらすことができました。フィールド内外で良い例となり、仲間がお互いに尊敬し合えるよう、常にクラブハウスに明るくて誰でも受け入れる雰囲気を作ろうとした人物として覚えられたいと思っています。南フロリダで育ったように、自分らしくいることで、人々を笑顔にし、彼らの人生に良い影響を与えることに最も誇りを感じます」と記し、現役引退を報告した。

(Full-Count編集部)

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