事故死したバルブエナの葬儀行われる 生還した元ヤクルトのリベロも参列
強盗によって起こされた事故で、当局は4人を拘束
7日に交通事故により死去した元エンゼルスのルイス・バルブエナ内野手の葬儀が8日(日本時間9日)、ベネズエラ・ララ州で行われた。会場となった礼拝堂には、バルブエナに最後の別れを告げるために数多くの人々が訪れ、礼拝堂の外にまで列を作った。ともに犠牲となった元横浜(現DeNA)とロッテのホセ・カスティーヨ内野手の遺体は中西部の地域へと運ばれたという。
母国ベネズエラのウインターリーグでカルデナレス・デ・ララに所属していたバルブエナとカスティーヨ。敵地での試合からの帰り道に、元ヤクルトのカルロス・リベロ内野手とともに乗っていた車が事故に遭い、2人は帰らぬ人となった。
ベネズエラ当局によるとこの事故は強盗によって引き起こされたもので、高速道路上に物を置くか投げて事故を引き起こさせたとして4人が拘束された。
バルブエナの葬儀にはカルデナレスでチームメートだったロバート・ペレスやフィリーズのアズドルバル・カブレラ遊撃手も参列し、事故から生還したリベロも参列。リベロは黒のサングラスを身に着け礼拝堂を訪れ、額には痣ができていたという。
(Full-Count編集部=AP)